先日、正光寺保育園の北浦和園にて、正光寺の住職(正光寺保育園代表)と一緒に「花まつり」を行いましたので、今回はその様子をご紹介します。
「花まつり」は、お釈迦さま(保育園では、みんな「ののさま」と呼んでいますよ)の誕生をお祝いする行事です。正光寺保育園では各園の入り口に釈迦像があるので、子どもたちにとって「ののさま」はとても身近な存在です。
花まつりでは、花で飾ったお堂「花御堂」を用意して、その中に「誕生仏(釈迦像)」を安置します。準備ができたら、いよいよ「花まつり」の始まりです。
まずは、代表して6名の子どもたちが、献香、献灯、献花を行います。よいしょ、よいしょと2人で1つを手にとって、一緒にがんばって運ぶことができましたよ!
その後、みんなでお花をお供えしていきます。保育士がサポートしながら、みんな思い思いにお花をののさまにお供えしました。お花をお供えしたあと、しっかりおててぱっちんできる子もいました!
ののさまをお祝いする準備ができた後は、住職がお経をお称えします。ゆっくりゆっくり「南無阿弥陀仏」を10遍、みんなもおててぱっちんできました!
続いて、みんなでいつも練習しているお歌を歌います。お念珠を持って、おててぱっちんをして歌いますよ。小さい手で、しっかりと念珠を握っている姿はとても立派にみえます!
ピアノの伴奏に合わせて、「ののさま」と「しっている」を大きな声で歌うことができました。ののさまにもみんなの声が届いたかな?
お歌のあとは、いよいよ甘茶かけです。甘茶かけは、お釈迦さまが生まれたとき甘露が降り注いだ様子を見立てたものです。
保育士がサポートしながら順番に、花御堂の「ののさま」に甘茶かけを行います。上手に甘茶かけができた子はどこか誇らしげ!まだ難しい子には、保育士が一緒に手伝って甘茶をかけました。
子どもたちが甘茶を濯いだ後は、住職から甘茶あめをプレゼント。おうちで家族のみんなと一緒に楽しんでくださいね。
今年一年、家族やお友だちの誕生日も大切に過ごしてくださいね!
さて、今年の正光寺保育園の花まつりは、9園が無事に行うことができました。ののさまがきっとみんなを見守ってくれていることでしょう。今年度も、みんな元気に仲良く過ごしてくださいね!