法要の目的
「初七日」「四十九日」「一周忌」「三回忌」「七回忌」「十三回忌」・・・(以降、3と7のつく年)
これらは必ずしも仏教の考えから生まれたものばかりではなく、仏教がインドから日本へ伝わる過程で他の文化や宗教と
混交しながら形成されてきました。
浄土教では、それぞれの法要のたびに念仏を称え故人の冥福を祈るとともに自身の極楽往生を願います。また、法要の中で自己を内省し、少しでも素敵な人生を歩むことができるよう心を整えていきます。
定期的に法要をお勤めすることで念仏を称える機会とすることはもちろん、それまでの自分を振り返ると共に次の法要までを目標として気持ちを新たにすることができるのです。
供養の目的
正光寺でできる供養には主に次のようなものがあります。
「仏像開眼」「閉眼供養」「位牌開眼」「水子供養」「鯉供養」「人形供養」それ以外のご供養についてもご相談ください。
ただし、正光寺では各種供養についてお立合い頂くことを原則としております。
とくに人形供養に関してお寺で引き取って供養しておいてくれればよいという形では
お受けしておりません。なぜならば、儀式を通じて念仏を称えつつ自己を内省することを善しとしているからです。
人の数だけ宗教はあると言われて久しいですが、そのひとつに宗教とは「聖なるものを認識する心の能力」ということができると思っています。
これは宗教学者であるミルチア・エリアーデ氏の言葉です。聖なるものを感じて
敬意を払う気持ちは、人生を心身ともに豊かに生きていく上でとても大切なものです。各種供養はその一端を担う行為として大切にすべきであると考えています。
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