【板橋駅前園】子どもの視展に行ってきました

先日法人の園長や副主任、本部の方で「こどもの視点」の展示を見に行った様子を紹介します。

東京の青山で行われている「こどもの視点」という展示会をSNSで見つけ、私たち保育士と一緒に過ごしているこどもたちが一体どんな世界で過ごしているのかを体験しに行こうと提案いただき今回このような機会が実現しました!

まず、展示会場の入り口で早くも驚きが待っていました!

こどもの頭の重さを体験しようということで、子どもの頭の重さを大人の体に換算するとなんと約21㎏!この重さを持ってみるととんでもない重さで、子どもたちはこの頭の重さや大きさで行動していることを想像すると「よろよろしちゃうよね」「なかなか起き上がれないよね」と今まで子どもたちの行動を見てなんでだろうと思うことも納得することができました!

そして次に、朝食体験!子どもたちの視点で見る朝食を大人サイズにするとどうなるかを体験したのですが、これがまた牛乳やコップが大きい!この中にさらに重い液体が入っていることを想像するとコップに何かを注ぐというのはとても難しいことで、普段の生活では「何でこぼしちゃうの?」と思ってしまうことも、「これは難しいよね」と思える体験となりました!

続いては小学生の背負っているランドセルを大人の大きさと重さにしてしょってみる体験をしました!これがまた重い…。少し反り腰になってしまうほどの重さでなんだか小学生に戻ったような気分になりました。

そして、ベビーボイスでは何かを伝えようとしても泣き声になってしまって相手に言葉が伝わらない体験をしました。生活の中で子どもたちがおなかがすいたり、おむつを替えてほしかったり、眠かったりを一生懸命泣いて大人に知らせようとしているということを体験し、実際に保育園や子育てでも子どもたちの声や泣いていることに対して応答的にかかわっていくことは本当に大切だということを改めて感じることができました。

そして、最後に大人に叱られる子どもの視点になってみるコーナーへ!VRを使って子どもの視点から見る大人を大人サイズに換算し、4メートルの大人に見下ろされながら怒られる体験をしました!やはり何といってもまず感じるのは上から見下ろされている威圧感!そして恐怖!子どもたちにとって大人とはこれほどまでに大きく感じる存在なんだと気づかされました。また、だからこそ大人はまず子どもたちの目線になったり、気持ちを受容したりすることで子どもたちを安心させることが大切なんだと気づくことができました。

今回行かせていただいた展示会は本当に日常では体験することができず、体験しないと気づくことができないことがたくさんあったと感じます。保育で毎日子どもたちと接している方や保護者の皆様など是非一度体験してみたはいかがでしょうか!  

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